函館旅行を計画するとき、意外と迷うのが「レンタカーを借りるべきか」です。
北海道旅行というと車が必要なイメージがありますが、函館は少し事情が違います。
函館駅、函館朝市、元町、ベイエリア、五稜郭、湯の川温泉など主要エリアには、市電・バス・徒歩を組み合わせて移動できます。
その一方で、大沼など函館郊外へ行く場合や、子ども連れで荷物が多い場合、道南を広く回る旅行ではレンタカーがあると便利です。
つまり、函館旅行は「レンタカーあり」と「レンタカーなし」の二択で考えない方がいいです。
旅程によっては、
- 旅行中ずっと車なし
- 旅行中ずっとレンタカー
- 函館市内は車なし+郊外へ行く日だけレンタカー
の3パターンから選ぶのが合理的です。
先に結論
- 函館駅・朝市・元町・ベイエリア中心:レンタカーなしでも十分
- 五稜郭・湯の川温泉まで:市電・バスでも回れる
- 大沼など郊外へ行く:レンタカーが便利
- 子連れ・荷物が多い:レンタカーのメリットが大きい
- 1泊2日の函館市内観光:無理に借りなくていい
- 2〜3泊+郊外観光:必要な日だけ借りる方法がおすすめ
※2026年8月時点の交通情報をもとにしています。市電・バスの運行、函館山交通規制、レンタカー料金などは変更される場合があります。
函館旅行はレンタカーあり・なし、どっちが便利?
まずは大まかに比較します。
| 比較 | レンタカーなし | レンタカーあり |
|---|---|---|
| 函館駅・朝市 | ◎ | ○ |
| 元町・ベイエリア | ◎ | ○ |
| 五稜郭 | ○ | ◎ |
| 湯の川温泉 | ○ | ◎ |
| 函館山夜景 | ◎ | △ |
| 大沼・郊外 | ○ | ◎ |
| 子連れ | ○ | ◎ |
| 荷物が多い | △ | ◎ |
| 駐車場探し | 不要 | 必要 |
| お酒を飲む | ◎ | △ |
| 自由度 | ○ | ◎ |
函館市内だけを見ると、必ずしもレンタカーが有利ではありません。
特に函館駅・朝市・ベイエリア・元町を中心に観光するなら、ホテルを便利な場所に取って徒歩・市電を使った方が楽なケースがあります。
函館でレンタカーなしでも観光しやすい場所
函館駅・函館朝市
函館駅と函館朝市はすぐ近くにあります。
函館駅周辺のホテルに泊まれば、朝市へ行くためだけに車を出す必要はありません。
特に朝6時前後から朝市へ行く場合、
- ホテルから車を出す
- 朝市周辺へ移動する
- 駐車場を探す
- 食事後にまた車へ戻る
よりも、徒歩圏のホテルから歩いて行く方がシンプルです。
元町・ベイエリア
金森赤レンガ倉庫、八幡坂、元町教会群などを回る場合も、車なしで観光できます。
市電で十字街方面まで移動し、そこから歩いて回る方法があります。
元町は坂道が多いため、車があっても観光スポットの目の前まで毎回移動できるわけではありません。
むしろ一度エリアへ到着してしまえば、徒歩で散策する観光スタイルになります。
五稜郭
五稜郭も車が必須ではありません。
市電「五稜郭公園前」を利用できます。
ただし、五稜郭公園前の電停から五稜郭公園までは徒歩移動があります。
函館バスを利用すれば、五稜郭公園入口や五稜郭タワー付近まで行けるルートもあります。
歩く距離をできるだけ減らしたい子連れ・高齢者との旅行なら、車やバスの方が使いやすい場合があります。
湯の川温泉
湯の川温泉も市電でアクセスできます。
函館駅前から湯の川温泉方面まで市電で移動できるため、温泉旅館に泊まるだけならレンタカー必須ではありません。
特に、
- 函館駅周辺観光
- 市電で湯の川温泉へ移動
- 温泉ホテルで1泊
- 翌日は函館空港へ
という旅程なら、車なしでも組みやすいです。
函館山の夜景はレンタカーがあっても便利とは限らない
「函館山へ行くなら車が必要」と思う人もいますが、夜景を見る場合は注意が必要です。
函館山の登山道路は、混雑防止のため夜景時間帯にマイカー・レンタカーの交通規制が行われます。
2026年は、
- 4月17日〜9月30日:17時〜22時
- 10月1日〜11月8日:16時〜21時
に一般車両の通行規制があります。
さらに冬季は登山道路そのものが車両通行止めになります。
つまり、函館山夜景を見るためだけにレンタカーを借りるメリットはあまりありません。
ロープウェイ、登山バス、観光バス、タクシーなどを利用する方が分かりやすいケースがあります。
レンタカー旅行中でも、ホテルや駐車場へ車を置いて公共交通を利用するという考え方ができます。
レンタカーがあると便利になるのはどんな旅行?
大沼方面まで行く
函館市内から大沼方面へ足を延ばすなら、レンタカーのメリットが大きくなります。
JRでもアクセスできますが、車なら大沼だけでなく周辺スポットを組み合わせやすくなります。
特に「函館だけではなく道南を周遊する」という旅程になるほど、車の自由度が活きます。
複数の郊外スポットを1日で回る
公共交通は主要観光地には便利ですが、複数の郊外スポットを短時間で回る旅程には向かない場合があります。
1日に何か所も移動したいなら、レンタカーの方が旅程を組みやすくなります。
子ども連れ
子連れ旅行ではレンタカーのメリットが大きくなります。
例えば、
- ベビーカー
- 着替え
- おむつ
- 子どもの飲み物
- 防寒着
- お土産
など、どうしても荷物が増えます。
子どもが寝てしまった場合にも、公共交通の乗り換えを繰り返すより車の方が楽なケースがあります。
3〜4人以上で旅行する
一人旅ではレンタカー代・ガソリン代・駐車料金を一人で負担します。
一方、3〜4人の家族やグループ旅行なら、車1台の料金を複数人で利用できます。
人数が多くなるほどレンタカーの費用対効果は上がりやすくなります。
荷物を持ってホテルを移動する
例えば、
- 1泊目:函館駅周辺
- 2泊目:湯の川温泉
- 3泊目:大沼方面
のようにホテルを変える旅行では、スーツケースを持って公共交通で移動する負担があります。
宿泊地を複数変えるならレンタカーが便利です。
実はおすすめ|函館市内は車なし+郊外の日だけレンタカー
函館旅行で特におすすめしたいのが、旅行中ずっとレンタカーを借りない方法です。
例えば2泊3日なら、
1日目
函館到着
↓
函館駅・朝市周辺ホテルへ
↓
ベイエリア・元町を市電+徒歩で観光
↓
函館山夜景
2日目
朝からレンタカーを借りる
↓
大沼など郊外へ
↓
函館市内へ戻る
3日目
レンタカー返却済み
↓
朝市・市内観光
↓
函館駅・函館空港へ
という使い方ができます。
これなら、
- レンタカー代を1日分に抑えられる
- 函館市街で駐車場を探さなくていい
- 夜にお酒を飲める
- 郊外だけ車の便利さを使える
というメリットがあります。
「借りるか借りないか」ではなく、「必要な日だけ借りる」という考え方です。
1泊2日の函館旅行ならレンタカーは必要?
函館市内だけなら、基本的にはなくても困りにくいです。
例えば、
1日目
- 函館駅
- ベイエリア
- 元町
- 函館山夜景
2日目
- 函館朝市
- 五稜郭
- 函館駅または函館空港
という旅程なら、市電・バス・徒歩で組めます。
滞在時間が短いほど、レンタカーの受付・返却・給油などに使う時間も考えた方がいいです。
2泊3日の函館旅行なら?
2泊3日になると、旅程によって答えが分かれます。
函館市内中心
レンタカーなしでも問題ありません。
函館駅周辺を拠点にして、
- 朝市
- 元町
- ベイエリア
- 函館山
- 五稜郭
- 湯の川温泉
を組み合わせられます。
大沼も行く
大沼など郊外へ行く日だけレンタカーを借りる方法が使いやすくなります。
「3日間ずっと借りる」必要があるかは、旅程を見て決めてください。
3泊4日以上ならレンタカーの価値が上がる
滞在日数が長くなると、函館市街だけでなく周辺地域まで行きたくなる人も多くなります。
その場合はレンタカーの価値が高くなります。
ただし、3泊4日でも最初から最後まで借りる必要があるとは限りません。
例えば、
- 1日目:函館市内・車なし
- 2日目:函館市内・車なし
- 3日目:レンタカーで郊外
- 4日目:車返却後に帰宅
という使い方もできます。
函館空港利用ならレンタカーは必要?
函館空港を利用する場合も、必ずレンタカーが必要というわけではありません。
函館空港から市内へはバスを利用できます。
また、湯の川方面へ公共交通で移動する方法もあります。
そのため、
- 空港→湯の川温泉
- 湯の川→市電で函館市内
- 函館駅周辺を観光
という旅行なら車なしでも成立します。
一方、空港到着後すぐ郊外へ向かうなら、空港周辺でレンタカーを借りる方が便利です。
一人旅ならレンタカーなしの方が使いやすいことも
一人旅では、市内中心ならレンタカーなしのメリットが大きくなります。
レンタカーを借りると、
- レンタカー料金
- ガソリン代
- ホテル駐車料金
- 観光地の駐車料金
をすべて一人で負担します。
函館駅周辺に泊まり、市電・徒歩で観光すれば費用を抑えやすくなります。
子連れならレンタカーを検討する価値が高い
一方で、子連れ旅行は車のメリットが大きくなります。
特に、
- 乳幼児がいる
- 兄弟がいる
- ベビーカーがある
- 荷物が多い
- 郊外へ行く
- ホテルを移動する
場合です。
ただし函館駅周辺だけを観光するなら、駅近ホテルに泊まることでレンタカーなしでもかなり移動を減らせます。
「子連れ=必ずレンタカー」ではなく、ホテルの立地も含めて判断してください。
レンタカー旅行ならホテルの駐車料金も確認する
レンタカー代だけでなく、ホテルの駐車料金も旅行費用に含まれます。
例えば2泊する場合、1泊ごとに駐車料金がかかれば、その分だけ総額が上がります。
函館には普通車を無料で停められるホテルもあります。
ただし、駐車場無料だから一番安いとは限りません。
宿泊料金+駐車料金で比較してください。
レンタカーで函館市内を回るときの注意点
函館山は夜景時間帯に交通規制がある
レンタカーを借りても、函館山の夜景時間帯に自由に山頂まで走れるとは限りません。
2026年も時間帯による通行規制があります。
旅行前に最新情報を確認してください。
観光地では駐車してから歩くことが多い
元町やベイエリアは、車で観光スポットを一つずつ回るより、周辺へ駐車して歩く方が自然なエリアです。
「車がある=歩かなくていい」わけではありません。
五稜郭にも観光駐車場があるが混雑を考える
五稜郭周辺には観光駐車場があります。
ただし観光シーズンは混雑する可能性があります。
市電やバスで行く方法も含めて考えてください。
お酒を飲む日は車を置く
函館では海鮮、寿司、居酒屋などを楽しみたい人も多いと思います。
夕食時に飲酒する場合は当然運転できません。
その日はホテルに車を置き、徒歩・市電・タクシーを使う方が安心です。
冬の運転は難易度が上がる
冬の函館では積雪や凍結が発生することがあります。
雪道運転に慣れていない場合は、夏と同じ感覚で「車の方が便利」と判断しない方がいいです。
函館市内観光だけなら公共交通を利用する選択肢もあります。
旅行タイプ別|結局レンタカーは必要?
| 旅行タイプ | おすすめ |
|---|---|
| 1泊2日・函館市内のみ | なしでOK |
| 2泊3日・函館市内のみ | なしでOK |
| 2泊3日・大沼あり | 1日だけ借りるのもおすすめ |
| 3泊4日・道南周遊 | レンタカーがおすすめ |
| 一人旅・市内中心 | なしがおすすめ |
| カップル・市内中心 | なしでも十分 |
| 子連れ・市内中心 | 旅程次第 |
| 子連れ+郊外 | ありが便利 |
| 高齢者同行 | 移動距離次第で車が便利 |
| 函館山夜景だけが目的 | そのためだけに借りる必要なし |
「車なし」を選ぶならホテルの場所が重要
レンタカーを借りない旅行では、ホテルの立地がそのまま移動のしやすさにつながります。
特に初めての函館なら、
- 函館駅
- 市電「函館駅前」
- バスターミナル
- 函館朝市
を利用しやすい函館駅周辺が便利です。
温泉を重視する場合は湯の川温泉も候補です。
「車あり」を選ぶなら無料駐車場だけでホテルを決めない
車旅行では無料駐車場が魅力ですが、それだけでホテルを選ぶと失敗することがあります。
例えば、
- ホテルは安いが観光地から遠い
- 駐車場は無料だが毎回車移動になる
- 夜の食事へ行きにくい
なら、駅近の有料駐車場ホテルの方が便利なこともあります。
無料駐車場についてはこちらで詳しく比較しています。
函館レンタカーについてよくある質問
初めての函館旅行にレンタカーは必要?
函館駅・朝市・元町・ベイエリア・五稜郭など主要観光地が中心なら、必須ではありません。
函館駅周辺のホテルに泊まり、市電・バス・徒歩を組み合わせる方法があります。
函館山へ行くならレンタカーが必要?
必要ありません。
函館山へはロープウェイ、バス、タクシーなどを利用できます。
また夜景時間帯は一般車両の交通規制が行われる期間があります。
大沼へ行くならレンタカーは必要?
JRでも行けますが、大沼周辺やその先のスポットまで自由に回るならレンタカーのメリットが大きくなります。
函館空港でレンタカーを借いた方がいい?
到着後すぐ郊外へ向かうなら便利です。
一方、函館市街や湯の川温泉が中心なら、バスや市電を利用して、必要な日だけレンタカーを借りる方法もあります。
函館市内だけなら何で移動する?
徒歩、市電、バスを組み合わせるのが基本です。
荷物が多い場所や夜間だけタクシーを使う方法もあります。
レンタカーは何日借りるのがおすすめ?
市内観光が中心なら0日でも構いません。
郊外観光が1日だけなら、その日だけ借りる方法があります。
道南を周遊する場合は複数日借りる方が便利です。
まとめ|函館旅行は「必要な日だけレンタカー」が使いやすい
函館旅行では、北海道だからという理由だけで最初からレンタカーを予約する必要はありません。
函館市内の主要観光地は、市電・バス・徒歩を組み合わせて観光できます。
| 旅程 | レンタカー |
|---|---|
| 函館駅・朝市 | 不要 |
| 元町・ベイエリア | 不要 |
| 五稜郭 | なくてもOK |
| 湯の川温泉 | なくてもOK |
| 函館山夜景 | 不要 |
| 大沼・郊外 | あると便利 |
| 子連れ+郊外 | おすすめ |
| 道南周遊 | おすすめ |
函館市内だけなら車なし。
郊外へ行くならレンタカー。
そして最も効率がいいことが多いのが、「市内観光は車なし、郊外へ行く日だけレンタカー」という使い方です。
これならレンタカー代や駐車料金を抑えながら、必要な場所では車の自由度を使えます。
郊外へ行くならレンタカー料金を確認
借りる日数によって料金が変わります。旅行日を入力して、1日だけ借りる場合と複数日借りる場合を比較してみてください。
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→ 函館のレンタカー料金・空車を確認する
車で旅行するならホテルの駐車場も確認
車なしで旅行するなら駅近ホテルを比較
函館の宿泊エリアそのものから迷っている人はこちら。
→ 函館はどこに泊まるのが正解?函館駅・五稜郭・湯の川温泉を比較
実際の旅行ルートを考える場合はこちらも参考にしてください。




